トップランナーが履いている『ナイキの厚底ピンクシューズ』とは? 商品名はなに?

コラムコラム

各マラソン・駅伝のトップランナーが履いているナイキの厚底ピンクシューズ。
その商品名や性能、話題の規制問題について書きました。




ピンクシューズとは


©️Nike, Inc

ナイキが発売しているランニングシューズ『ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%』のことです。

犬
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これが商品名です。文字化けじゃないですよ!

NIKE ZOOMX VAPORFLY NEXT%
created by Rinker

どれくらい人気なのか

この厚底シューズを履いているトップランナーはとても多いです。

たとえば東京オリンピックの代表選考レース『マラソン グランドチャンピオンシップ(MGC)』の代表権を獲得した男女4人のうち、3人(+3位の大迫傑選手)がナイキの厚底シューズを履いていました。
中村匠吾選手/服部勇馬選手/鈴木亜由子選手)

さて、このピンクシューズが『記録破りの靴』と言われる理由は数多くありますが、その中でも圧巻なのが2020年箱根駅伝でしょう。

なんでも参加選手210人中、177人が『ナイキの厚底』を履いていたそうです。着用率にすると、なんと84.3%
おまけに今年の箱根駅伝で10区を除く区間賞と区間新記録を出した選手は全員『ナイキの厚底』を履いていたというから驚きです。
(参考URL:
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamaguchikazuomi/20200103-00157501/)

『ナイキの厚底』を履いて区間賞を出した選手

1区 米満玲選手(創価)
2区 相澤晃選手(東洋) 
3区 イエゴン・V・キベット選手(東国大) 
4区 吉田祐也選手(青学)
5区 宮下隼人選手(東洋)
6区 館澤亨次選手(東海)
7区 阿部弘輝選手(明治)
8区 小松陽平選手(東海)
9区 神林勇太選手(青学)

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優勝した青山学院大学の選手がナイキの厚底シューズを履いていたことも話題になりました

中学生の間でも大人気

全国都道府県対抗男子駅伝(全国男子駅伝)でも、中学生の半数以上がこの厚底シューズを履いていました。
ライブドアニュースによると「ナイキの厚底シューズの使用率は中学生全体では10%以下だろうが、この大会レベルの選手になると半数を超える」とのこと。

つまり若年層でもトップランナーはナイキの厚底シューズを履いている(=子供でもシューズの影響でタイムが縮まる)、ということになります。
(参考URL:
https://news.livedoor.com/article/detail/17683737/)

特徴

この厚底シューズ、カーボンファイバー製のプレートが埋め込まれていて反発力が高いんです。つまり足が軽くなる
その他にも通気性がよく、足にフィットしやすい特徴を持っています。(かかとの内側に滑り止めがついていて走りやすい)

\こんな感じ/

©️Nike, Inc




世界陸連が使用規制を検討中

さて、これだけ大人気のナイキの厚底ピンクシューズですが、あまりにも性能が良すぎて世界陸連が公式大会での使用規制を検討しています。
ただし規制への反対意見も多く、どちらに転ぶか今のところまだ分かりません。

「せっかく買っても規制されたら意味がない!」という意見もあるでしょうが、たとえば自分に自信をつけるため、モチベーションを上げるためにはもってこいのシューズだと思います。

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ピンク以外の色はこちら。

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